打楽器アンサンブル8曲

出会い

オリジナルの《第二組曲》スコア
オリジナルの《第二組曲》スコア

 金田真一さんの名前を知ったのは2003年9月、ネットで何か良い打楽器アンサンブル曲はないかと探していて、金田さんのウェブサイト「実験音楽工房」(現・金田真一オンライン記念館)で自作曲の音源を聞いたことに始まります。

 当時の打楽器アンサンブルのレパートリーは極端に少なく、吹奏楽部顧問としてアンサンブルコンテストの曲選びは毎年悩みの種でした。Youtubeもまだ存在しなかった頃で、音源が聴ける金田さんのサイトは貴重でした(現在もその音源は上記で聞けます)。コンピュータによる演奏ながら、金田さんの曲は歌心やドラマ性があって魅力的で、全曲に取り組みたいと思うほど惚れこみました。金田さんにメールを差し上げたところ、次のようなご返事をいただきました。

 
 こんばんわ、金田です。丁寧なお返事ありがとうございます。私の曲を気に入ってくださって、とてもうれしいです。生徒さんの生き生きとした空気も伝わってきました。
 学校教育の吹奏楽では、とかく打楽器の音量はバランス重視で抑えられてしまいがちですね。しかし打楽器アンサンブルでは違います。この曲は、思いっきり大きな音で、舞台の中央で踊るように演奏してほしいです。
 さっそく村上様のHP※を拝見させていただきました。実は私はネリベルの大ファンです!いつかあのようなインパクトの強い曲を作りたいと願っております。リンクもさせていただきます。
 今後ともよろしくお願い致します。

 

 ご本人とのメールのやりとりを経て《第二組曲》の楽譜を購入しました。普通紙にコピーしたもので、スコアはコクヨのレポートメーカーで自家製本してありました(写真)

 「楽譜が届いた。今年の曲はおもしろいぞ!」と部員たちに楽譜を見せたのは秋の新人大会の日、米沢市営の皆川球場でした(その夏、映画「スウィングガールズ」のロケがありました)。すぐに練習に入り、細部を金田さんにメールで相談しながら《第二組曲》を仕上げました。5人中4人が1年生ながら良い仕上がりで、県大会出場を期待しました。結果、当落線上の同点グループに入り、涙をのみました(今は当時の2倍のグループが山形県大会に参加できます。これは規定変更の前年でした)。金田さんはウェブサイトにその演奏記録をアップしてくれました。

※注:旧ホームページ。すでに閉鎖しました。

 

別れ

 翌2004年4月、私は長年勤務した米沢二中から転勤しました。新任校の川西一中吹奏楽部は、3年生が引退すれば打楽器が4人になることから《エオリアン・カルテット》が手頃と思い、5月頃に金田さんに購入希望のメールを送りました。ところが返事が戻って来ません。気づけば金田さんのホームページには体調不良を理由に楽譜の頒布を中断している旨が見えています。金田さんに送った転勤のご挨拶状は「宛先不明」で戻ってきてしまいました。

 夏も終わり、宛先の住所まで出向いて情報を得ることまで考えつつ、インターネットでも情報を探し続け、たどりついた結論は…。

 

 突然のお便りをお許しください。数日前に金田真一さんのご逝去を知りました。突然の悲しいお知らせに、信じられない思いでおります。謹んでお悔やみ申し上げます。(中略)

  向こう数年間、私は金田さんの作品を毎年1曲ずつ取り上げる計画でした。金田さんの作品は教育的に書かれ、子どもたちと心の接点があり、取り組んだ子どもたちの心を豊かに耕してくれる作品ばかりです。これまで楽譜はどなたが印刷・製本して送ってくれていたそうですが、音楽出版業界とも多少のつながりのある私は、適切な出版社を紹介し、そこに正式に出版業務を引き継いでもらうことで作品をさらに普及させてはいかがかと提案するつもりでした。(中略)

  異変に気づいたのは5月でした。金田さんにお送りした転勤のご挨拶状が宛先不明で戻ってきたのです。ホームページには体調不良から楽譜の頒布を中断していると書かれ、電子メールへのご返事はなく、私はひたすら病状の回復を祈っていました。夏までに前任校も現任校も今年12月の地区大会で金田さんの作品を取り上げる意志を固めたものの、楽譜を手に入れることができません。(中略) 生徒たちには「東京にお見舞いに行くかもしれない。ただ転居先が…、いや入院先かもしれない…、それが分からないんだ。調べてみるから…」と数ヶ月間説得を続けてきました。そして先週、3年生の引退により1、2年生の新体制が活動を始め、ついに待てない状況になり、どなたかご友人から連絡先を聞き出せないかとインターネットで調べていて、Kさんに訃報を教えていただきました。(中略)

 本来であればすぐにご焼香に伺うべきところですが、近日中にご自宅に参上いたしまして、ご霊前、墓前にてお別れを申し述べたく存じます。今週末、ご家族の皆様はご在宅でしょうか。また、Kさんのお話ではいとこのNさんが楽譜等について特にご尽力いただけたとのこと。金田さんの楽譜を今や遅しと待ちわびている2つの学校の生徒たちの願いを叶えてあげたく、その点でNさんにもご相談に乗っていただければ幸いに存じます。本状が到着したころに、あらためてお電話を差し上げます。

 謹んで金田真一さんのご冥福をお祈りいたします。
(9月20日付で金田真一さんのご両親様に差し上げたお便りから)

 

 金田真一さんは2004年5月17日に癌で亡くなっていました。金田さんの打楽器アンサンブル曲は、楽譜の提供が止まりました。

 

バトンタッチ

 金田氏のご両親にお便りを送る一方、ブレーン株式会社の楽譜事業部長のA氏にメールを送りました。

    

 打楽器アンサンブル曲8曲を販売譜として貴社の出版物に加えていただくことはできますか? 実は、友人の作曲家・打楽器奏者の金田真一氏が享年43歳で5月に他界され、未出版(自家印刷での頒布のみ)の優秀な打楽器アンサンブル曲が残りました。(以下略)


  音源を聞いたA氏から前向きなご返事をいただき、11月27日、一緒に浜松市の金田さんのご両親を訪ね、全8曲の出版に向けて相談しました。この時、楽譜の校訂と曲目解説を私が担当させていただくことになり、ご遺品から残りのすべての楽譜をお預かりしました。楽譜は曲ごとにファイルに整理し、スコアのコピーをブレーン出版社に送りました。この時点で同じ曲に複数の版があったり、スコアとパート譜で異なる箇所があることに気づき、今後の編集の苦労を予感しました。
 この冬、川西一中打楽器は4人ではなく3人になったため《エオリアン・トリオ》、前任校の米沢二中は《カプリス(6重奏)》を、それぞれオリジナル楽譜で演奏しました。両グループともアンサンブルコンテスト山形県大会に進出し(参加枠を2倍になり川西一中はラッキー)、金田さんのご両親に良い報告ができました。

 

編集の闘い

 演奏は実現し、楽譜も手に入って安堵する一方、翌2005年の春になっても出版に向けて目に見える進展が見えません。金田さんの一部の親戚からは「その後どうなっているんだ?」と私に対する不信の声も届きましたが、私も出版社にお願いしている身であり、信じて待つしかありませんでした。

 7月末から初校の電子データが順次届きました。浄書され直した楽譜を見て喜んだのも束の間、ここからがたいへん! アンサンブルの新譜は毎年9月に一斉に発売されるそうです。お盆休み明けあたりまでに8曲を同時平行で校訂しなければなりません。私の仕事は一気に加速。寝ても覚めても8曲の細部が頭の中で鳴り、寝る間も惜しんでチェックを重ねました。オリジナルスコアとの照合、オリジナルパート譜との照合、複数の版が存在する《エオリアン》シリーズの問題(後述)もありました。

 作業と平行して英語のタイトルや日本語と英語の解説、編成表を提供し、そのために作品を取り巻く周辺のデータも揃えました。ありがたいことにオリジナルの楽譜には解説文があり、初演した学校名も記されています。それら1校1校の吹奏楽部顧問の先生に電話やFAXで事実を確認しました。すでに転出した事情を知る先生につないでくださるなど、各校の顧問の先生方にはたいへんお世話になりました。

 楽譜については、一般に受け入れられることを第一に考えて校訂報告は省き、編集を示すカッコ[]書きもしませんでした。しかし、この場を借りて校訂上のポイントを以下に紹介します。いずれ時間ができたら、曲ごとの話題も書くかもしれません。

 

エオリアンの複数の版

 兄弟関係にある《エオリアン・トリオ》《エオリアン・カルテット》の校訂には難しい問題がありました。

 金田さんはまずトリオ(3重奏)を作曲し、それを元にカルテット(4重奏)を作り、その後トリオを改訂しました。さらに将来的にPDF書類による電子出版を考えていたため、トリオの新たな改訂も始めていました。つまり、

 (1)トリオ→(2)カルテット→(3)改訂トリオ→(4)電子出版用トリオ

です。金田さんのパソコンには他にもトリオのファイルがありましたが、私のパソコンでは読めませんでした。

 4種類の楽譜を見渡すと、大きくは小節数やコーダの違いから小さいものではアクセントの有無まで、さまざまな違いが見つかります。そこで考え込みました。

 

  (1)トリオから(2)カルテットを作る時に修正した内容は、トリオにも取り入れるべきか?

  (3)(4)のトリオで修正した内容は、カルテットにも取り入れるべきか?

 

 難しい問題を短期間で解決しなければなりません。結果的に、トリオとカルテットの間のエンディングの違い、および中間部前の小節数の違いは、それぞれの個性として残しました。

 《エオリアン・トリオ》にはまた別の問題がありました。第1奏者は楽器から楽器への移動、マレットの持ち替えが忙しい曲ですが、このことと関係あるかどうか、オリジナル楽譜と参考音源とでは楽器が違う箇所があります。最終判断は私が行いました。この曲では第2奏者と第3奏者を入れ替えもしています。スコアの上ですが、ト音記号の楽器がティンパニより下の段にあるのに違和感を感じたためです。

 《エオリアン・クインテット》(5重奏)についてまだ言及していませんでした。この曲にはオリジナルの楽譜が存在しません。あったのは「曲名」と、ドラムセットのバスドラムを別の奏者に移して5重奏にするという「構想」だけでした。クインテットはこの構想に基づいて新たに楽譜を作成したものです。

 

異名同音の処理

 金田さんの楽譜は、異名同音についてシャープとフラットのどちらで表記するか、こだわりがありませんでした。コンピューターで正しい音を出すだけなら十分でした。ただ、出版する以上、調性や各音の役割を見直し、原曲と異なる表記にも踏み出す必要がありました。
 たとえば《エオリアン》シリーズの中間部は臨時記号だけで書かれていますが、実際には E minor で始まり途中で C# minor に転調し、最後はC# majorで終わります(ピカルディの3度)。この最後のカデンツ、オリジナルは「C#-F#-G#」→「C#-F-G#」でしたが、4度の掛留音が第3音に解決する以上、後の和音は「C#-E#-G#」と書くべきと考え、「F」を「E#」に変更しました。中学生の皆さんが間違わないことを祈りながら…。浜松市にある金田さんのお墓には《エオリアン》のこの直前のマーチが彫られていますが、変更した小節にはかかっておらず、安堵しています。
 《カプリス》にはもっと多くの判断ありました。エキゾチックな魅力の鍵を握っているのは独特の音階ですが、これは臨時記号なしには表せません。ある音とその派生音(たとえばFとF♯)が1つの音階に同居しないよう、使われている独特の音階を慎重に分析しました。後半は曲の調性が向かうべき方向を考慮し、フラットで書かれたものをすっかりシャープで書き直した箇所もあります。中学生のためにダブルシャープは使いたくなかったのですが、1ヶ所だけ避けられませんでした。
 特に苦しかったのは《カプリス》のティンパニの表記です。苦渋の選択で4台は下から「A-B♭-D#-E」と、フラットとシャープが同居する形で固定しました。この曲で、D#にはE major の導音の役割と(D♯→Eで終わる感じがする)、E♭ majorの主音を務める箇所があります。D#を使ったことで、オリジナルのE majorの箇所にあった「E♭-E♮-E♭-E♮」を回避し、それと引き替えに「E♭-B♭」の完全4度を「D#-B♭」と表記することになりましtあ。ティンパニ奏者は調性を考えながら演奏することが大切です。少なくとも演奏中にペダルによる音の変更はありません。
 《ソナチネ》の不思議なムードも独特の音階によるもので、やはりシャープとフラットの選択に神経を使いました。解決しきれないところも残りましたが、また後ほど書くかもしれません。


 ある日、金田真一さんのお母様と電話の電話で「あまりに迷っている音があって…」と話したところ、お母様はこう言ってくださったのです。

 

 「あなたと真一の共同作品ですから、どうぞ自信をもって決断してください」

 

 ありがたいお言葉でした。このお言葉に支えられて校訂を進め、約1ヵ月で8曲という厳しいスケジュールで、中学生にも親切で誤解なく演奏してもらえ、芸術作品としても体裁の整った作品を目指した精一杯の結果が現在出回っています。

 

余談ですが…

 出版の当初の提案は「レンタル」でしたが、現場での使いやすさを考慮し「販売」という形を許していただきました。また、1回めに届いた校正用のスコアはA4判横長でしたが、これもお願いして次回からA4判縦長にしていただきました。これらの判断はいかがだったでしょうか? 今となっては正解だったと思いますが。
 楽譜製作ソフトのFinaleには「パターソン式連桁」といって、自動的に見栄えを整える機能があります。当時の私はその機能を知りませんでした。ただ、符尾が極端に短い箇所を直感的に嫌い、連桁の角度等についても細々と赤ペンを入れました。この修正は実際の音符や記号の修正よりも多くなり、編集者にはお手数をおかけしました。やりとりを経て、気になる箇所も一部は残りました。

 

完成、そして全国的な広がりへ

2007年末の記録
2007年末の記録

 2005年の秋、金田真一の8曲の打楽器アンサンブル楽譜が一挙に発売されました。A-UNの演奏によるCDも出ました。私たちの地区では、その年のアンサンブルコンテストで中学校の打楽器9グループの中、3グループが金田作品を取り上げました。翌年以降も中学校の打楽器グループの1/4から1/3程度が金田作品を選んでいます。

 全国的にも広がりを見せました。右はシーズン3年めに当たる2007年末のブレーン株式会社の「編成別人気ランキング」です。「打楽器アンサンブル」のベスト10の中に、金田さんの8曲が入っています。打楽器アンサンブルのレパートリーが少なかった時代、金田さんのレパートリーは大いに歓迎されました。
 

2014年9月の記録
2014年9月の記録

 その後、日本人の作曲家による打楽器アンサンブル曲が次々と発表され、アンコンの舞台は華やかさを増しています。そんな激戦の中にあって、2014年9月時点でのブレーンの「打楽器アンサンブル」のランキングで、ベスト10に5曲がランクインしています。発売から9年経ってもこの人気というのは驚きです。
 金田真一の打楽器アンサンブル曲はこのジャンルの先駆的存在であり、ベーシックなレパートリーとして定着しています。学校現場が真に求めている作品です。これからも打楽器アンサンブル入門として残っていくはずです。あらためてそのシンプルな歌心や誠実な音楽の運びを楽しんでみてはいかがでしょう。

演奏に関わるお知らせ(校訂者より)

(1) ヴィブラフォンのペダリング

 ヴィブラフォンのペダリングはオリジナルを尊重しました。基本的には余韻が1つの和音となって混ざっても良い箇所と、新たな和音に余韻が混じらないように打ち消す指示です。余韻による和音が混ざらない箇所は、ペダル記号がありません。けれども、ペダル記号がないことがペダルを使わないという意味ではありません。その点で誤解されている面があって残念です。たとえば《エオリアン》シリーズの冒頭にある4分音符の4音は、1つ1つペダルを踏んで緩める操作でヴィブラフォンの音を鳴らすほうが好ましいと思います。このあたり打楽器の専門家のご意見をお伺いしたいところです。

 

(2)《第1組曲》のパート割り

 《第1組曲》は奏者と楽器の割り当てが固定されていません。具体例をあげると、マリンバは第1楽章は2nd奏者、第2楽章は1st奏者が演奏します。ヴィブラフォーンは第1楽章は3rd奏者、第2・第3楽章は2nd奏者が担当します。そのため楽章と楽章の間にパート譜を持って楽器を変わる奏者が出てしまいます。編集時に気づかなかったわけではなく、多少緩和したように思いますがが、それでも予想以上の不便さに気づいたのは出版後に実際に現場で指導した時でした。もっと大胆に直すべきだったと思います。したがって、この曲で、マリンバ奏者はずっとマリンバ、ヴィブラフォン奏者はずっとヴィブラフォンを担当するような工夫は構いません。パート譜を複数用意したり、切り貼りする必要が生じますが…。ご不便をおかけして申し訳ありません。

ニュース・近況

 

12月10日 コバケンとその仲間たちオーケストラ 史上最高の第九に挑むVol.4に出演予定です(東京)

 

6月25日 コバケンとその仲間たちオーケストラ第86回演奏会に出演予定です(東京)

 

6月23日 10年に及ぶ準備を経て、このたび『アルフレッド・リードの世界 改訂版』が刊行されました。どうぞよろしくお願いいたします。

 

4月23日 真島俊夫メモリアルコンサート"natal"2023(山形県鶴岡市)に出演しました。

 

4月15日 全音スコア、ブラームス《ヴァイオリン協奏曲》が発売されました。楽譜制作担当です。

 

2023年

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1月25日 アルフレッド・リードが生誕101年を迎えました。

 

1月15日 全音スコア、リムスキー=コルサコフ《スペイン奇想曲》、全音ピアノライブラリー『マスネ:ピアノ小品集』が発売されました。楽譜制作担当です。

 

1月8日 『バンドジャーナル』2022年2月号の「コンサートレビュー」にオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ第139回定期演奏会の報告を書きました。

 

2022年 明けましておめでとうございます。平和な日常が戻ることを祈るばかりです。

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12月15日 全音スコア、ドリーブ《組曲 シルヴィア》が出版されました。楽譜制作担当です。

 

11月15日 全音スコア、ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ編《はげ山の一夜》が出版されました。楽譜制作担当です。

 

8月8日 『バンドジャーナル』9月号が発売されました。「バンドミュージックレパートリー」を担当。アルフレッド・リードの名曲を取り上げました。

 

8月5日 タワーレコード/ブレーン株式会社製作のCDアルバム『「エルサレム讃歌」—アルフレッド・リード讃!』が発売されました。当面タワーレコード限定販売です。

 

6月15日 全音スコア、ドリーブ『バレエ音楽 コッペリア』(15曲抜粋)が出版されました。楽譜制作担当です。手書きの底本と作曲者の自筆譜を見比べながらの困難な作業でした。世界的にも珍しい出版です。

 

5月2日 A. リード音の輪コンサートに出演しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。

 

4月15日 全音からサン=サーンスの『ヴァイオリンのための小品集』が発売されました。楽譜制作担当です。「従来出版がなかった幻の楽譜も収めています。」

 

4月9日 『バンドジャーナル』5月号の「特集 生誕100年!! アルフレッド・リードの世界」にさまざま掲載していただきました。

 

3月15日 全音スコア、シューベルト『交響曲第9(7)番 グレート』が発売されました。楽譜制作担当です。

 

3月6日 『父・バルトーク』が好評につき重版となりました。おおむね初版通りですが、微細な修正と補記が入っています。今年はバルトーク生誕140周年ということもあり、引き続きご愛顧をよろしくお願いいたします。

 

1月27日 朝日新聞山形版&デジタルにご紹介いただけました。

 

1月15日 全音スコア、ベートーヴェン『ピアノ協奏曲第3番』が発売されました。楽譜制作担当です。

 

2021年 新型コロナが収束しませんが、リード生誕100周年が始まりました。

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